「気づけば月の食費が2〜3万円も…」
「節約したいけど、昼ごはんに手間はかけたくない…」
忙しい医療現場で働くあなたも、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
「職場での昼ごはん」は、日々の出費と健康に大きく影響する重要な要素です。外食やコンビニ利用が続けば、家計への負担は大きくなります。
弁当・コンビニ・外食。どの選択肢をとるかで、月1万円以上の差が出ることも。
本記事では、実際にお弁当を持参している私の体験談も交えつつ、医療従事者が昼食コストとどう向き合うべきかを解説します。
私が弁当派になった理由と続けるコツ
お弁当は、節約と健康の両立ができるオススメの昼食スタイルです。しかし、無理なく続ける工夫がポイントになります。
外食やコンビニは手軽ですが、どうしてもコストがかさみがち。医療従事者として働く私は、「少しでも食費を抑えたい」という思いから、自然と弁当派になりました。
ただ、朝に一から作るのは正直きつい…。そこで私は、夜ごはんの準備と同時にお弁当も用意しています。
- 夕食のおかずをそのまま詰める
- 冷凍食品や下味冷凍をうまく活用する
これだけで、毎朝の手間は最小限に。結果として、月に1万円以上の節約になり、栄養バランスも整いやすく、体調管理にもつながっています。
「頑張りすぎないお弁当作り」が、忙しい医療従事者にはちょうどいい節約方法です。
無理をせず、できることから少しずつ続けることが、長く続けるコツです。
無理なく続ける「ちょうどいい節約」が大切
節約も健康管理も、頑張りすぎずちょうどいいバランスを意識するのが長続きのコツです。
毎日お弁当を作るのが理想ですが、忙しい日や体調がすぐれない日もあります。完璧を目指すと挫折しやすく、かえって負担が増えることもあります。
私の場合、「弁当8割+コンビニ1割+外食1割」くらいの割合が、ちょうど良く感じています。
・前日の夜、しんどくて準備できなければコンビニに頼る
・夜勤明けや疲れた日は温かい外食で気分転換
そんな風に、自分のペースで選択肢を使い分けています。
節約は、完璧より継続が大切です。気を張りすぎず、ほどよく手を抜くことで、心にもお財布にもやさしい昼食スタイルが続けられます。
弁当vsコンビニvs外食|コスト・健康・手間を徹底比較!
では実際に、弁当・コンビニ・外食の3つを「コスト・手間・健康・継続性」の観点で比較してみました。
昼食の選択肢 | 1食あたりの費用 | 月額(20日勤務) | 健康面 | 手間 |
弁当 | 約300円(※1) | 約5,000円 | ◎:栄養調整しやすい | △:準備が必要 |
コンビニ | 約600円(※2) | 約12,000円 | △:塩分・脂質多め | ○:手軽 |
外食 | 約900円(※3) | 約18,000円 | △:高カロリーが多い | ◎:手間なし |
※費用は2024年時点の一般的な価格帯から試算したものです。参考:総務省「家計調査(2023年)」および日本フードサービス協会などの統計データ。
弁当と外食では10万円以上の差が出る可能性も。食費を見直すだけで、まとまった貯金にもつながります。
弁当のメリット・デメリット
- メリット:コストを抑えられる/栄養バランスが取りやすい
- デメリット:準備の手間がかかる
お弁当は最もコストを抑えられる昼食スタイルですが、無理なく続けるにはちょっとした工夫が欠かせません。
手作り弁当は、1食あたり約300円と非常に経済的で、栄養バランスも自分で調整しやすいのが魅力です。一方で、毎日準備するのは大変で、特にシフト勤務の医療従事者にとっては継続が難しくなることもあります。
私自身も最初は毎朝作るのが負担でしたが、夜ごはんの支度のついでに弁当も一緒に準備したり、冷凍おかずや作り置きを活用することで、ぐっとラクになりました。最近は「詰めるだけ弁当」スタイルにして、手間を最小限に抑えています。
「節約したいけど、手間はかけたくない」という人ほど、お弁当は工夫次第で続けやすいオススメの選択肢です。無理なく、自分に合った方法で取り入れてみてください。
コンビニのメリット・デメリット
- メリット:すぐ買える/時間がない日でも安心
- デメリット:割高/栄養バランスが偏りがち
コンビニご飯は忙しい日に頼れる存在ですが、節約や健康を意識するなら選び方が重要です。
コンビニはとにかく手軽で、出勤途中でもサッと購入できるのが魅力。ただし、1食あたりの価格は弁当よりも高くなりがちで、カップ麺など選ぶものによっては栄養バランスが偏るリスクもあります。
私も時間がなくてコンビニに頼る日は、あえて「好きなものを食べて気分転換」したり、「おにぎり+サラダ」で簡単に済ませたりしています。特におにぎりに野菜をプラスするだけでも、満足度が上がり、栄養の偏りも防ぎやすくなります。
コンビニご飯は選び方がすべて。栄養とコストのバランスを意識すれば、忙しい日でも健康的で無理のない昼食スタイルが作れます。
外食のメリット・デメリット
- メリット:温かい食事/気分転換にも
- デメリット:高額/混雑時は時間がかかる
外食は頻度を抑えて、ご褒美として活用することで、満足感と節約を両立できます。
温かい食事を落ち着いて食べられる外食は、貴重なリフレッシュタイムです。しかし費用が高くつきやすく、頻繁に利用すれば家計への影響は大きくなります。
私自身、職場の周囲に飲食店がないため、昼ごはんの外食はしていません。ただ、夜勤明けや疲れた日には「今日は外で食べよう」とご褒美として外食を取り入れています。こうすることで、リフレッシュしながらも出費は最小限に抑えられています。
「たまの外食」は、心と体をリセットする上でも価値があります。頻度をコントロールすれば、満足感を保ちながら賢く節約することができます。
まとめ|節約も健康も「ちょうどいい」バランスで
医療現場で働く日々のなか、昼ごはんは「栄養補給」だけでなく「リフレッシュの時間」でもあります。
弁当・コンビニ・外食。それぞれにメリット・デメリットがあり、選び方ひとつで月1万円以上の差が生まれることもあります。
大切なのは、無理なく続けられるちょうどいい節約スタイルを見つけることです。
完璧を目指しすぎず、たまにはコンビニに頼ったり、外食で気分転換したりしながら、続けられる工夫を取り入れてみてください。
節約は、頑張ることではなく工夫すること。あなた自身の生活リズムや体調、気分に合わせて、柔軟に選んでいきましょう。

出典・参考資料
- 総務省統計局「家計調査 家計収支編(2023年)」
https://www.stat.go.jp/data/kakei/ - 日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」
https://www.jfnet.or.jp/ - ホットペッパーグルメ外食総研「外食市場調査」
https://www.hotpepper.jp/ggs/
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